2009年7月18日、MAXが行った大阪遠征をレポート(感想)致します。
京橋 シャトー・EX
今回で9年連続大会を迎えたシャトー・EX大会。今回のコメントはMAX3名(相澤・朝吹・波多野)にて大会後に話し合った内容をMAXなりに綴ってみる。
今まで第1回大会から昨年までの第9回大会までは、フェラーリ全盛期からニューカマーと言った“関西プレイヤーの活躍”によって大盛り上がりとなっており、特に昨年はフェラーリ時代から大阪を盛り上げている“R−9氏・当て身投げに惚れた男氏・ギーズ愛用者氏”の優勝によって大いに盛り上がった記憶も新しい。大会終了後には参加者全員による記念撮影まで行われた。ここまで盛り上がる要素は大会内容と共に参加者の気持ちも一つになっていたと感じていた。・・・そういった意味では、逆に今大会は関西色の薄い大会になってしまったかも知れない。例年は大会後のフリープレイも夜遅くまで多くのプレイヤーにて盛り上がりをみせるのだが、今回は大会終了後に1時間ほど席を外し、その後戻った頃には閑散としていた状況に昨年までとの違いを感じてしまった。格闘ゲームである以上、どうしても“勝敗優先”になってしまうのは致し方ないにしても、この餓狼SPが発売以来20年近くも盛り上がりをみせているのは、勝敗以上の駆け引きや読み合いの多い内容になるからこそ盛り上がるものだとMAXなりに感じている。例えるなら“プロレス的盛り上がり”という方向性であれば、例え対戦で敗退しても内容が充実していれば賞賛に値する歓声・声援・どよめきがある。しかし“格闘技色の強いセメントマッチ”の方向性になると、盛り上がりというよりは勝敗のみに焦点が置かれてしまい、全体的な盛り上がりよりも局所的な自己満足になってしまう。ある意味それもこのタイトルの特徴でもあるのだろうが、少なくてもMAXとして全国各地へ遠征して大会等のイベントを開催していただく際に“その地域色の出る盛り上がり”を一番に考えロケ側と打ち合わせを行ってきたつもりである。最近では名古屋地区の様に、えんぱいあ氏を中心に、結果以上に内容での盛り上がりをみせる軍団の出現も地域の活性化に繋がり、今まで流れの無かった名古屋地区が一気に全国を代表するホットスポットに大化けした。関西地区もこの数年、R−9氏らの地道な活動が実を結び、この数年で頭角を現していたプレイヤーも多く、今後も楽しみに感じる。その様な地域性の高い盛り上がりの中で大会が行われ、また地元の熱心なプレイヤーが内容と結果を残せばそれがその地域の色になってくるので、より次回以降の流れも楽しみになってくる。
どこの会場に行っても、どこも同じ内容・結果になる様なイベントは面白くない。そう思いプレイヤーとして方向性を見い出し腕を磨きながら、また裏方としての活動も行ってきた。今大会、少し自分たちの闘いに目を向ければ、大会内でのMAX・相澤
vs kaiserの“当て身マッチ”という意地の張り合いや、野試合にて行われたMAX・朝吹 vs R−9の“6年越しの対戦”、MAX・波多野の“相変わらずの草食系スタイル”など、MAXとしての餓狼SPは表現出来たと思う。
MAXとして3名で、MAXと言う知恵を搾り出し、MAXなりに今まで活性化を考えてきたつもりであった。9年前に既に通信対戦台が新宿MOReに1組しか確認できなくなっていた状況から、サイトを立ち上げここまで全国的に餓狼SPの盛り上がりが確認できるまでになったのであれば、これ以上嬉しい事はない。その様な流れを見るならば今回の大阪を終えた事で一つの区切りが付いたのかも知れない。
“コンプリートMAX、シャトーの風になる”
第9回シャトー・EX大会結果は、こちら
シャトー・EX様、並びにMCご担当“じぇっとLee”様、また参加者全ての皆様、今まで有難う御座いました。
戻る