第1回MAX杯レポート

大会会場:秋葉原 Jゲーム
大会会場:秋葉原 Jゲーム


MAX
2001年、この第2次的餓狼SP対戦事情という、MAXが全国に足を運び各地で様々なプレイヤーとお手合わせしている中で、明らかに進化し続けているプレイヤー達に「全国のプレイヤーを一堂に会してパフォーマンスの場を提供したい!」と言うイベントを設定してみたかった。そしてそのMAX杯というモノを開催する際、大会という形式の中で“今だからこそ可能なプレイ”という盛り上がりに拘ってみたかった。その様な意味でも「対戦内容の重視」という“勝利への近道だけではない”MAXが全国を遠征している中で、その土地特有な“方言”がある様に各地のプレイスタイルの披露の場にしたかった。通常、大会というのは“勝者こそ全て”であるが、結果としてそれが必ずしも「全てのプレイヤーの盛り上がり(モチベーション維持)に繋がっているか?」という所からMAX杯の各種設定を行なった。なので大会前後の野試合のフリープレイ時間にも拘りたかった。但しこれはMAXなりの一つの提案であって現時点で“これが正解”だとも思ってない。しかしながら現状の対戦スタイルというものは、かなり多様性を見せており、状況によっては全く噛み合わない対戦という場合もある。それがこの“餓狼伝説SPECIALの対戦”という枠の中で、方向性の違いによる様々な状況が、ある種のマイナス要素になる場合もある。その中でMAXとして、通常のロケーションでは行なわれない設定で、イベントを開催してみたらどの様な形になるのか?という部分から今回の様な形になっていった。当日の大会詳細はHP内にて確認して頂きたいが、様々な部分で現状というものが窺えると思う。大会は結果としての一つであって、それ以外にも大会前後の野試合にも注目すべき箇所は多かった。今回はMAXが各地へ遠征してお手合わせしたプレイヤーが、東京に逆遠征を行い、普段では絶対にあり得ない対戦が行なわれ、大会では思う様な動きが出来なかったプレイヤーが野試合で徐々に本来の動きを披露できたと言う意味でも非常に有意義な野試合であったと思う。今回のMAX杯というイベントは、この様な各地のプレイヤー同士の交流という一つの形を示せたと思う。現状を見ると、各プレイヤーのスキルというものは非常に高いと感じる。その中で「どの様に自分を表現するか?」というのがキーワードではないだろうか?人によっては、それが“勝ち”というものなのか、クオリティーという部分での“価値”なのかは様々であろうが、MAXとしては「対戦台の向こうを見なくても、キャラの動きで相手が判る」というのが“個性と言う理想”なのかも知れない。今回のMAX杯を通して各地プレイヤー間の交流が深まれば幸いである

ベストバウト賞・MAX特製コンパネ 第1回MAX杯2on2優勝カップ

ベストバウト賞・MAX特製コンパネ

第1回MAX杯2on2優勝カップ


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